アマゾンプライムを利用して、キャラクターという映画を観ました。
ドキドキ・・。
ちょっとグロテスクな場面がありますが、面白かったです。
観たきっかけ
なにか見たいなぁと思いトップに表示されている作品からウロウロしてました。
あらすじを観て、漫画家を夢見る菅田将暉くんを観てみたい!と思いました。漫画家さんの絵を描く場面を観るのが好きなので。
見始めてからの感想
まさかのホラー漫画を描く菅田将暉くん・・。
怖いの苦手なのでちょっとドキドキです。
冒頭は、編集へ持ち込みするための作品を描いている菅田くん。
恋人の高畑充希ちゃん。かわゆい。
ここから、ネタバレもしながら感想を書いていくので、ネタバレしたくない方は読むのを避けてくださいね。
出版社への持ち込みをするが・・
絵がうまいことが評価される。でも、キャラクターがよくない。
ホラーやサスペンスを描く人にするアドバイス・・。当然、人殺しの経験は、みんなない。でも、作品にリアリティを持たせなければ、こういう人いそう、こういう考えありそう、と、読者に思わせなければ、魅力的な作品はできない。菅田将暉くんは、「いい人」だから、「悪人」が描けない。アシスタント元の大先生は、そう評価していた。
ちゃんと役名を書こうかな。漫画家を目指しているのは、山城圭吾くん。
アシスタント業務、一軒家のスケッチへ
家も、人のように人柄がある。山城がアシスタントをしている漫画家は、写真ではなくてスケッチを求める。時間はもう夜遅いが、一軒家のスケッチが必要になった。あたたかい一軒家。山城は、ひとり、一軒家のスケッチをしにでかける。そして、そこで、会ってしまう・・。
最初の、事件・・。彼は犯人をみた
スケッチをしていた一軒家の中では、4人家族の惨殺が起こっていた。
隣の家の住人から、音楽がうるさいと苦情を受けた山城。「いい人」である山城は、漫画家の先生に迷惑がかかってもいけないと思い、スケッチをしていた家のインターホンを押す。だれもでない。さっき一瞬、家の中から人がでてきたはずだが・・。中に入る。そして、血まみれの現場を目撃する。そして、そこから立ち去る犯人のことも、目撃する。食卓テーブルに座ったまま殺害されていたドラマ「あなたの番です」の光景を思い出しました。
(このとき、深瀬君が演じる白髪?金髪?の犯人が登場するのだが、わたしは、菅田将暉くんと同じ顔なのかな?と感じてしまった。気づかないうちに犯行を行っているという展開も想像してしまった。菅田将暉にしか見えない・・とか、自分の姿を見たと思っている・・とか、そんな想像をしてしまった)
オープニング(かっこいい)
ここでオープニングの音楽。音楽とともに、警察が呼ばれるようす。かっこいいオープニングである。このオープニングで、小栗旬くんが登場することを知る。犯人?と考えてしまったが違った。前知識なく見た映画なので、セカオワの深瀬君がでてくるということも知らずに見ていた。
小栗旬の登場と、その後のネタバレ
小栗君は、刑事でした。すっごくいい刑事。小栗君が警察だと、ボーダーというドラマや、クライシスというドラマを思い出します。どちらも好きです。この映画の小栗君もすごくいい。役の名前は、清田俊介。小栗君は、漫画家山城にしっかり寄り添ってくれる。山城が描いた漫画を好きでいてくれる。めっちゃすき。だから、悲しかったあー。「惜しかったね」とセカオワ深瀬君に言われ、辺見敦にめった刺しにされてしまう。悲しい・・。つらい・・。泣いた・・。書いてる今も、泣きそう・・。現場の写真や漫画をじっくり見て、車の事件が起きた場所に着目する。車道なんていくらでもあるのに現場が分かったのは、セカオワ深瀬君演じる両角が、そこに土地勘があったから。4人家族を幸せの象徴とするコミュニティがあった場所。いまは、宿泊施設になっているようだ。(車の事件の時に両角が反応していた。)
犯人はすぐに逮捕された、その理由は
最初の家族惨殺事件が起こったあと、すぐに犯人が逮捕される。過去にも同様の事件を起こしていた辺見。なぜ辺見が自分がやったというのか。辺見は、両角を崇拝していたから。(最初は両角は辺見のファンだった)
山城の4人家族
妊娠を家族に伝えに行くとき、仏壇があったから、親のどちらかが亡くなっているのかなと思ったが、両親とも健在だった。祖父母の仏壇?会話もちょっと変。山城の両親かなと思ったけど、高畑充希ちゃんのほうの両親?でも、山城が「ただいまー」と言っていたし・・?と疑問だったけれど、終盤にわかる。「僕のこれまでの態度を謝りたい」と山城は言う。再婚と血のつながらない妹だったみたい。
そして両角に「本物」のほうを狙われることになる。
序盤、家具屋さんでピースして旦那には内緒だよという会話をしている高畑充希ちゃん。最初は妊娠が内緒と思ったけど、すぐに違うとわかる。そしてそのうち気が付く。双子なんだあ・・。4人家族になっちゃう。ひええ・・。どんな終わりになるのよ。こわい、こわいよー。
素直な山城君はやっぱりいい人だ
最初の事件をみて、山城はそれをモチーフにして漫画を描く。そして成功する。34という漫画を描く。すごく大きなマンションに住む。自分の住んでる階にしか行けないマンション。しゅごー。大成功したらあんなにいいところに住むん?そんなに必要・・?おしゃんー。
山城は、「漫画の才能がない」。漫画家としてひとりだちする夢をあきらめようとしていたときに、両角というキャラクターが自分のなかに入り込んできた。彼をキャラクターにして漫画を描いた。
しかし、殺人鬼両角が近づいてきて、すべてを話すことにする。そして連載もやめる。
渾身の最終回、デジタルをやめてアナログで書く。
自分の家族をおとりにして、防弾チョッキを着て。
最後、充希ちゃんの危機だと走ってマンションに帰るけど、結局自分で両角を引き込んでしまうのよね・・。セキュリティ万全のおうちに住んでいるんだから、焦らないほうがよかったよね・・。
結果、漫画のイラストと、キャラが逆になった構図になる。
両角の正体は?
あのコミュニティで生まれたこどもは、出生届も戸籍もない。
両角という他人の戸籍を買って、存在していた。
コミュニティは、崩壊した。4人家族を引き裂かれたことへの恨みなのか?
彼は誰なのか、何者なのか。
彼は、キャラクターなのか。
物語はエンドロールへ。
コメント