札幌芸術の森美術館で、『札幌美術展 佐藤武』をみてきました。
ひさしぶりの美術館、おもしろかったです。芸術の森は、行くまでが遠いなぁとかんじますが(特に冬だし・・・)、観に行ってよかったです。
車で芸術の森へ向かいます。
Googleマップで、「芸術の森センター」を選び向かいました。駐車料金は500円。
芸術の森へは、車で向かいました。Googleマップで、「芸術の森センター」を選びます。これでおそらく、芸術の森の入り口の場所を案内してくれるはず。(芸術の森は広いので、アートホールなどいくつかの選択肢があらわれるのです)
無事、芸術の森の入口へ。まもなくすると駐車場の受付があります。現金500円を支払い駐車チケットをもらいました。(このチケットはここでもらうだけで、その後使うことはありませんでした。)
どこに向かうかと聞かれ、美術館と答えれば、看板のすぐ右が駐車場だと案内してもらえました。
目的の場所によって近い駐車場があるようです。
美術館へ向かう道 クラフト工房やマグカップ展も
車から降り、少し歩いて、美術館の入り口へ向かいます。
美術館へ向かう途中、ふたつほど建物を通りました。ひとつはクラフト工房。ここではイベントが開催されていたようで、人が大勢いました。ワークショップ「おうち de クラフト」というイベントがあったようです。おもしろそう。
もうひとつの建物では、「マグカップ展」が開催されており、美術館の帰りに立ち寄りました。作家さんのさまざまなマグカップがメインに、その他雑貨なども販売されていました。気になるガラスの器や、マグカップもありましたが、あいにくうちの食器棚は満席。マグカップがずらりとならんだカフェのような棚があればいいのですが・・・。ガラスでできた「じゃがいも」も気になるアイテムでした。
雪のない時期では、池があった記憶がありますが、いまは一面まっしろでした。
札幌芸術の森美術館
ようやく、芸術の森美術館へ。
受付の様子など
入口には、カメラで体温を測り、アルコール消毒。受付でチケット料金を支払います。料金は1000円です。(前売り800円)また、コロナウイルス対策のため連絡先の記入もあります。
お手洗いも、中にあります。チケット代を支払ったあとに進む壁の裏側にお手洗い、近くに物販もあります。100円の、戻ってくるコインロッカーもありました。軽い荷物で展示を観たいときにはいいですね。
札幌美術展佐藤武を鑑賞
展示の概要
佐藤武さん(1947-)は、北海道千歳市生まれ。現在は札幌市と石狩市を拠点に活動されています。
「荒涼とした大地に、塔や遺構を配した無人の都市風景」を描いており、 これらは「旅行で訪れたインド西部の城塞都市ジャイプル、とりわけ同地の天文台遺構」を着想源とするもの。 「上空を切り裂く一筋の線を中心に展開する最新作」や、立体作品、写真、詩などもあわせて展示。
感想など
館内では、写真撮影が許可されていました。最近はそういう展示も増えてきたのでしょうか。写真で振り返ることができるのはうれしいです。会場で感じたわくわくする感覚を、思い出す手助けを写真はしてくれます。
わたしは、色の塗り方が、とても魅力的だなと感じました。明るすぎない、暗すぎない、すてきで不思議な色あいでした。
展示の最後には、絵を描かれているところを撮影された映像も流れていました。とても面白かったです。下地をつくり、定規で線を緻密に引いて。水で溶かした赤い絵の具や黒い絵の具を画面いっぱいに広げて拭き取るところなんかは、そうやって色に深みを出しているのかと、なるほどとかんじました。マスキングテープで境目をはっきりと表現したり、細かな技をたくさんつかわれていることがわかりました。とてもおもしろかったです。
最後の方にあった写真の作品も、ほかでは見たことがない、繊細できれいで印象的なものでした。
今回、観に行くことができてとてもよかったです。
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